でしょうか？
モンシロチョウかな？アゲハ蝶かな？
…………

正解は……「オオムラサキ」です！！
オオムラサキはその名の通りムラサキ色の羽をしている蝶です。ムラサキに、白・黄・赤の模様、目はオレンジっぽくて個性的でステキ！（ムラサキはオスだけ）
国蝶ですし一度は見てみたい蝶ですね！
ですが…

今回私が紹介したいのは成虫の蝶ではなくオオムラサキの幼虫の方です。
幼虫ってイモムシでしょ？　気持ち悪いでしょ？　って思うかも

しれませんが、ちょっと待ってください！　少しでいいの見てください。
このウサギみたいな顔！　キュルキュルの目！　モキュモキュの口！　イモムシ界のアイドル！
私はこの幼虫を「ムーちゃん」とよんでいます。

ずっとあこがれていたムーちゃん。

そのムーちゃんがたくさんいる場所に行ってきたのでレポートします。オオムラサキの全国一の生息地山梨県北杜市にある「オオムラサキセンター」という場所です。
このオオムラサキセンターは１年にたった１度だけムーちゃんとのふれあい体験を実施しています。

私はその日に行ってきました。

（写真:入口にテンションのあがるムーちゃんとオオムラサキの顔出しパネルがあり）

（写真:
左：オオムラサキのもけい
真ん中：オオムラサキの一生
右：昆虫占い
他にも楽しいてんじがたくさんありました！）

ムーちゃんのふれあい体験ができる昆虫ドームに着くと、「下にムーちゃんがいる時があるのでふまないように注意してください」というかんばんがあってドキドキしました。

中に入るとたくさんの木が生えていて、ムーちゃんの好きなエノキという木にはピンクのテープがまいてありました。エノキのあちこちにムーちゃんがへばりついていました。でもエノキだけじゃなくそこらじゅうにいるではありませんか！

ムーちゃんパラダイスです！
思っていたよりもかなりたくさんいたのでびっくりしました。

時間になると飼育員さんが注意説明をしてくれて持っていた箱をパカッとあけました。ムーちゃんまみれで、またびっくりしました。

手にムーちゃんを乗せてもらったしゅんかん、ズキューーーーーーンと心臓がとび出ました。
ムーちゃんがこちらをジーッと見てきたのです。かわいすぎる！　ふわふわ！
ドキドキしながらもしっかり観察しました。

歩きながら糸を出している！　かわいい。
背中をそーっとなでてみました。ドキドキ。
背中にある黒い線はムーちゃんの心臓だと飼育員さんが教えてくれました。
前脚と中脚と後脚、そして腹脚。ちがう形なのがかわいい。

すべての動きがかわいすぎてずっと見ていたかったです。

あっという間に帰りの時間になっていました。

（写真：本物のムーちゃんは軽く、乗ってる感がしない）
（写真：右がガチャガチャのにせものムーちゃん。左がオオムラサキセンターの本物のムーちゃん）

私が行った時（6月10日）は大きめの幼虫（5齢・6齢）やサナギが見れました。
今はもう成虫も見れるようです。（7月や8月まで）

卵も見てみたいし、生まれたてのムーちゃんも見てみたいし茶色い越冬幼虫のムーちゃんも見てみたい。
またムーちゃん会いに行きたいです。

（写真:すわるとオオムラサキになれるイス）

〈オオムラサキだけじゃない！いろいろ楽しいオオムラサキセンター〉

（写真:化石割り体験!!虫は出なかったけど、葉の化石が出た）

（写真:かまどでやいたピザはいつも食べているピザよりも10倍おいしかった！かまどでやいたから？)

（写真：ゲンゴロウルーレットもありました）

（写真：カブト・クワガタふれあいの森や世界のカブト・クワガタ展もありました)

（写真：自然がゆたかな場所で植物の事を教えてもらいました)

ぜひオオムラサキセンターに行ってみてください！！